ジョバイロ

2007年4月19日
人は誰も哀れな星 瞬いては流れてゆく
燃え尽きると知りながらも誰かに気付いて欲しかった

胸に挿した一輪の薔薇が赤い蜥蜴に変わる夜
冷たく濡れた舌に探りあてられた孤独に慣れた心

舞台の真ん中に躍り出るほどの
約どころじゃないと自分がわかっている

あなたが気付かせた恋が あなた無しで育っていく
悲しい花つける前に 小さな芽摘んでほしい
闇に浮かんだ篝火に照らされたら ジョバイロ ジョバイロ
それでも夜が優しいのは見て見ぬ振りしてくれるから

銀の髪飾り 落としていったのは
この胸貫く刃の代わりか

折れかけのペンで 物語を少し
変えようとしたら 歪な喜劇になった

宇宙の広さを記すとき人は何で測るのだろう?
この想いを伝えるとき僕はどんな言葉にしよう?
あなたの隣にいる自分をうまく思い描けない
はぐれないよう 絡めていたのは指じゃなく不安だった

あなたが気付かせた恋が あなたなしで育っていく
悲しい花つける前に 小さな芽摘んでほしい
闇に浮かんだ篝火に照らされたら ジョバイロ ジョバイロ
それでも夜が優しいのは見て見ぬ振りしてくれるから

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索